温泉と震災
- 3.5
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
いわき湯本温泉 クチコミ:1件
いわき湯本の温泉街に鎮座する神社です。
温泉街から石段を上がったところに社殿があります。境内にも湯が引かれていて、温泉の香りが漂っています。
拝殿は質素な感じですが、向拝には龍や鳳凰など多くの彫刻が施されています。本殿には、より多くの彫刻があり、拝殿の横から、一部分だけ眺めることができました。
拝殿に向かって左手には「竈處社・福富久社・歳徳社」と記された建物があります。民間信仰の場のようです。大黒様などの置物や豊穣に関する信仰対象が祀られていました。
参道には、防災・減災関連の見どころもあります。
「為 平成二十三年三月十一日 東日本大震災誌之」と刻まれた、一対の円柱の石碑があります。元は鳥居のあった場所のはずで、柱を切断して、震災を伝える碑としたようです。
石段下に立っている鳥居には、貫と柱を繋ぐ金具が取り付けられ、耐震化されていました。
いろいろと興味深く感じられることが幾つかあった神社でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/06/28
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