マリンゲート塩釜から市営汽船で行ける浦戸諸島の一つ。ボラと呼ばれる洞窟群と、奇岩のある宇内浜が魅力

4.5
旅行時期：2022/05（約4年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

松島・奥松島クチコミ：24件

野々島（ののしま）は、松島湾に浮かぶ浦戸諸島の有人島の一つ。
塩釜港のマリンゲート塩釜から出ている浦戸諸島を巡るフェリー（市営汽船）で行くと、二番目に寄港する島で所要時間は30分ほど。
そのフェリー情報は、次のマリンゲート塩釜のサイト内にある浦戸諸島のページでどうぞ。
浦戸諸島間の無料渡船情報も載っています。
http://shiogama.co.jp/marinegate/index.html
私は、最初に桂島に寄ってから、同じ桂島にある石浜桟橋から無料渡船で野々島へ渡りました。

野々島は二等辺三角形を横に倒したような形。
島の人たちが普段使っている道のほか遊歩道もあり、のんびり見て回れます。
うんときつい道は無く、要所要所には道標も出ています。
マリンゲート塩釜を出てくる前に島の地図ももらって来るといいですよ。

市営汽船が発着する港周辺にはボラと呼ばれる洞窟がたくさん。
これは、凝灰岩を人為的に掘って作られたもので、倉庫代わりに使われていたもの。
今では崩れたり空っぽのボラもありますが、物置として健在のボラも見られました。
島の南側の宇内浜（うないはま）から見える奇岩もフォトジェニック！
ほかにも、夜泣き地蔵、ツバキのトンネルなどの見どころもあり、私の場合、一通り見て回って所要時間は約2時間でした。
次の機会には、上記の宇内浜でゆっくり時間を取りたいと思います。

●注：　野々島では、市営汽船が発着する桟橋そばの待合室≪うらとラウンジ菜の花≫外に飲み物の自販機がありましたが、商店や食堂などは私が気付いた限りでは見かけなかったので、少なくともお弁当は塩釜を出る前に準備して行きましょう。

青森県～福島県の太平洋沿岸を延々1000㎞以上続くみちのく潮風トレイルもこの島を通っています。
このトレイルについては、次のみちのく潮風トレイルのサイトでどうぞ。
http://tohoku.env.go.jp/mct/