自然の中のあじさい

4.0
旅行時期：2022/06（約4年前）

by Decoさん（男性）

大牟田クチコミ：204件

大牟田市の曹洞宗のお寺です。
三池山の麓の谷の奥深く、緑に囲まれ６月頃にはあじさいが美しく咲くことで知られています。

あじさいは、本堂の手前の庭と、南側（本堂右手）の山裾に見られます。訪れた際は山裾の方に見事な青いあじさいが咲いており、本堂前はまだ開花したばかりのようでした（山裾の方が日当たりが良いらしく、早めに咲くそうです）。
あじさいの期間は例年本堂からお庭が眺められるそうですが、今年はコロナのために本堂の開放は見送られていました。
観光で有名なお寺でもないので、全体的に質朴な感じ。あじさいも自然の中でのびのびと咲いていました。
定林寺は鎌倉～戦国期にこのあたりを治めていた三池氏（鎌倉幕府の御家人中原氏の末裔）の菩提寺だったそうで、本堂左手には供養塔などの文化財もあります。

駐車場は本堂から100メートルほど手前にあり、少し歩きます。入口の案内から本堂へは道が二つありますが、右側（山裾）の方がスロープになっており、歩きやすいです（左側には古い石段があって、上りにくい場所もあります）。
トイレは本堂近くにありました。