不良繭を使った牛首紬の存在を知る、釘に引っ掛けても釘が抜けるほど丈夫で「釘抜紬」とも言われる
- 4.5
- 旅行時期:2022/06(約2年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
金沢 クチコミ:34件
いしかわ生活工芸ミュージアム
建物は旧石川県美術館で設計は金沢出身の谷口吉郎。金沢和傘、楽器、能登花火など生活に根ざした工芸品が豊富に見られる。親しみやすい工芸品で解説も丁寧なので見飽きることはない。
こちらの展示で加賀友禅とは別に、牛首紬の存在を知る。釘に引っ掛けても釘が抜けるほど丈夫で「釘抜紬」とも言われる。生地には生糸ながら不良繭を使う、これは2匹の蚕が一緒につくった珍しい「玉繭」なる繭を敢えて使う。糸は太くて節があり、それが独特の風合を生んでいる。
もうひとつ興味深いのは豊臣秀吉の黄金の茶室、力の誇示の為に造られたらしいが、なんと茶室自体に可搬性を持たせている。
説明書きには、金色とえんじ色でもわび茶の精神に反しない、なぜなら夜の茶会で蝋燭に照らされた空間がとても幻想的だからとあった。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/kanazawa-2-museum-artmuseum/
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/06/08
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