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大津閘門 施設情報・クチコミに戻る

琵琶湖疏水の水量調節。

  • 5.0
  • 旅行時期:2022/04(約2年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

大津 クチコミ:114件

琵琶湖疏水の北国橋の西、現在疏水船大津乗下船場となっている場所付近に大きな鉄の門が存在する。大津閘門(おおつこうもん)と言われるこの門は、琵琶湖疏水と琵琶湖の〝水位差〟をなくすために疏水の竣工に合わせて作られた。

元々琵琶湖と疏水には最大1.5mの水位差があり、水路としても疏水船を通すにしてもその〝高さ〟を調節する必要があった。そのために2つの開閉式閘門を作り、大津方面から京都方面へと船を進ませる際、琵琶湖側の閘門を開けて2つの閘門間に船を入れてから門を閉じ、疏水側の閘門を開けながら水面の高さを揃え、最後に疏水側の閘門を開けて進んで行くというシステムを担っていた。

明治時代に琵琶湖疏水を開通させ、その水路を〝航路〟として活用するために考えられた閘門は、正に時代の最先端を進んでいた物だったと言われている。初代のものは木製であったが数年後に起こった豪雨による疏水水量のコントロールを確実に行うために金属製のものに替えられたそうだ。

現在の閘門は昭和の時代に新しくされたものではあるが、既に30年以上の月日が経ち老朽化が目立つため再建が予定されているようだが、その際に〝全自動化〟することが京都市側から提案されているものを大津市側が渋っているために工事が進まないらしい。

水の確保で疏水を考える京都、それに対し観光資源としての考えが強い大津。実際に観光資源としての恩恵を被っていない地元民にとっては、税金投入を認めたくないのは当たり前のことである。歴史遺産であることはわかるにしても、他府県からの観光客目当ての改善であればそれこそ〝観光税〟でも徴収してすれば良いのではとしか思えないお粗末な話である。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
京阪電鉄石山坂本線三井寺駅より歩いて5分。
人混みの少なさ:
4.0
時期と時間に大きく左右される。
バリアフリー:
5.0
閘門周辺は舗装されている。
見ごたえ:
5.0
石とレンガからなる当時の建造物は圧巻である。

クチコミ投稿日:2022/06/07

いいね!:7

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