津軽海峡横断の絶景を堪能する令和の北前船たる国内最速の新日本海フェリー(其の2)
- 5.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 織田グレイシー道さん(男性)
敦賀 クチコミ:3件
苫小牧東(周文)フェリーターミナルでも新日本海フェリーをクチコミしたが、書き足りない分を紹介しておく。
敦賀発でフェリーに乗るには、敦賀駅からシャトルバスに乗る事になるが22時発なので敦賀駅で待機する必要がある。
小腹が空いたら、駅舞バス停向かいの「すずや」で超絶美味しい十割そばを食しておこう。
土産物は敦賀駅内のキヨスク代わりのセブンイレブンで福井県特産品がしこたま売ってるので利用するといい。
敦賀フェリーターミナルはサッカースタジアムのような巨大なガラス張りの建物だが、中はがらんどうで閑散としている。一応売店と軽食堂はあるがそれなりの内容なので食事や買い物は敦賀駅周辺で済まして置くことをお薦めする。
帰りの便はネームシップ「すずらん」級の2番艦「すいせん」で、エントランスホールのオブジェ以外中身は殆ど一緒の船だった。
(すずらん→北海道象徴の花、すいせん→福井県象徴の花)
深夜に敦賀を出航して丁度朝方には佐渡島沖に到達するのだが、沿海というよりはEEZギリギリを航行してるのかと思いたくなるほど沖合過ぎて島影が全く望めないほどの沖合には驚愕させられてしまった。
そしてお約束の僚船「すずらん」とのランデブーで、戦艦武蔵のDNAを継承する「すずらん」級の全容が確認できるビッグチャンスとなるのは言うまでもない。
そして3時過ぎあたりで津軽海峡に突入、この航路最大のショータイムである。
津軽海峡の竜飛岬・白神岬・大間崎・恵山岬ばかりか函館山や函館市を刮目でき、見所満載の航海となる。海峡通過の2~3時間は絶好の海峡見物タイムなのだ。
海峡横断のコンテナ船や海峡縦断する津軽海峡フェリーや青函フェリーの様子も手に取るように観測できてさながら巨大な遊覧船となるのは言うまでもない。
恵山岬を通過後の18時頃に船内食堂が開店するので、北海道民のソウルフードである名寄成吉思汗定食に舌堤をして遊覧航海の締めくくりとなった。
そういうわけで、ぜひ深夜の敦賀便に乗船して北海道旅行や帰省することを奨励したい。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 僻地の苫小牧東よりもアクセスに優れバス運賃も低料金
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 建物はスタジアムのように巨大だがフェリー運航時以外は閑散としている
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 敦賀駅から15分で350円のシャトルバスあり
- 車窓:
- 5.0
- 敦賀発だと日中に津軽海峡の絶景が刮目できる
クチコミ投稿日:2022/05/14
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