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お宮の松 貫一 お宮の像

名所・史跡

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別にDVの像じゃないよ (^_^;)

  • 3.0
  • 旅行時期:2021/12(約4年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

熱海 クチコミ:12件

熱海と言えば、既に定番として語りつくされた感のある尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の貫一お宮の像。一応、訪れてみるが、小説を読んでいないのもあって、大した思い入れも無い。
休日に訪れたところ、像の辺りには絶えず観光客の姿があり、ご年配の方々は、これがかの有名な貫一お宮の像とばかりに記念撮影に収まり、しばらく像の前で感傷に浸っている様子だった。
訪れている観光客の中には、お年寄りの他に若者の姿もあったが、同じく思い入れが無いのか、一応、有名な熱海の観光ポイントということで、取り敢えず写真を撮ってさっさと去っていく感じだった。
像の隣に松が植わっているが、これは往時からの松ではなく、初代のものは枯死し、年輪の輪切りが飾ってあるので併せて見ていくと良い。
これは三保の松原の羽衣の松を想起させる。
解説によると、この松は”知恵伊豆”こと切れ者の松平信綱が植えさせたものというが、そちらの方が興味深かった。
今のご時世、像は見方によってはDVのようであるが、仕事や出世競争ばかりでなく女性に対しても実は嫉妬深い男性の深層心理と、子を育てあげなくてはならない原始からの本能なのか、お金のある男性に惹かれていく女性の深層心理を象徴したものとされるが、これも様々な性格の人がいる現代のご時世では流行らない考えなのだろう。
ただ、明治の世も令和の世も、あるいは原始時代から、時代や環境が変わり、技術が進歩して知識・知能が進化しても人間の感情や性格、思考回路は変わらないものだと、像を前に思索にふける良い機会となった。
像の隣のお宮の松の前辺りに一脚だけベンチがあったので、休憩や思索に利用するとよい。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
3.0
バリアフリー:
4.0
見ごたえ:
3.0

クチコミ投稿日:2022/01/09

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