九頭竜ダム群の親玉、周辺のダム群を従えて発電・洪水調節を司どっています

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旅行時期：2021/01（約5年前）

by kasakayu6149さん（男性）

九頭竜クチコミ：7件

九頭竜ダムは1968年（昭和43年）竣工の土質しゃ水壁型ロックフィルダムです。

九頭竜ダムは九頭竜川を利用した発電及治水のために計画されました。当初計画では九頭竜ダムはもう少し下流の湯上地区に計画されていました。其処は石徹白川の九頭竜川合流点より下流なので石徹白川水系のダムは必要ありませんでした。しかし用地買収等の問題で現在の位置に建設地を移転、しかし石徹白川も有効利用したいので石徹白川に「石徹白ダム」「山根ダム」を造り、更にはダム直下に揚水発電用に「鷲ダム」も造り九頭竜ダム群として現在の形に落ち着きました。なのでこれ等ダム群は並行して工事が行われ全て1968年（昭和43年）に竣工しています。

「山原ダム」「石徹白ダム」「鷲ダム」は何れもJ-POWER（電源開発）のダムですが九頭竜ダムは「J-POWER」と「国土交通省」の共同所有物。他のダムと違い開かれたダムを目指しダム天端は遊歩道として開放されています。
天端からは美しい九頭竜湖やダム下にある長野発電所が望めます。

ダムカードはダム右岸の管理所で頂くことが出来ます