公園内に保存されている用水跡の深さはなく、石橋も残るが、橋のていはなしていない。
- 3.0
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by ワンダラーさん(男性)
練馬 クチコミ:84件
田柄用水は、江戸時代に建設された有名な玉川上水の支流である新堀用水が田無用水と鈴木用水に分かれ、さらに田無用水から分流を明治4年になって北側の石神井川と白子川に挟まれた台地上の現在の練馬区北部、田柄、土支田、石神井台などに引いた用水という。
昭和30年までは水が流れていたとされる。
下流部は下水道本管が埋設されて水路敷の土地が自転車道などで利用されている部分が多いが、上流部の富士街道沿いは、街道の拡幅で埋め立てられたリして、痕跡が分からない場所が多い。
僅かに、ここ けやき憩いの森公園では、往時の欅並木が一部残る富士街道から、すぐ南側の森の中を通っていたようで、47mにわたって用水跡の僅かな窪地と石橋が保存されている。
といっても用水跡も深さはない溝であり、石橋もコンクリートで復元されたもののようで、橋の邸をなしていない。
公園のすぐ西側にコンビニ(現在はセブンイレブン)とその駐車場もある。
富士街道は何十年も通っているが、街道には表示はなく、のけやき憩いの森公園の標識のみ。
現場に建つ練馬区教育委員会の説明板がないと、明治期の遺跡ということも分からない。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/12/12
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