三池炭鉱における重要な史跡
- 4.0
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by Decoさん(男性)
大牟田 クチコミ:204件
三池炭鉱の宮浦坑の施設の一部が公園として整備され、自由に見学できます。
宮浦坑は1887~1968年の間、実に81年にも渡って三池炭鉱の主力坑として活躍してきた坑です。明治期に開坑した他の坑の多くが昭和初期頃までに閉坑したのに対し、宮浦坑は大正期に新たに大斜坑が掘削されて戦後まで石炭を産出していました。
また、宮浦坑からの石炭をもとに現在の三井化学などのコンビナートが形成されたことを考えると、その存在と意義は大きいと言えます。
公園として保存されているのは、かつての敷地のごく一部ですが、それでも排気用の巨大な煙突(これは貴重)が残っており、大斜坑跡や坑内で使用されていた機械も屋外展示されていて、史跡として重要な場所です。
公園からは、2020年5月に運航終了となった三井化学専用鉄道(かつての三池炭鉱専用鉄道旭町支線)と化学コンビナートが見られます。
駐車場とトイレあり。
世界遺産ではありませんが、時間があれば見ておいた方が良い史跡です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/12/02
いいね!:7票
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