家康はここまで陣を進めた
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- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by カブト虫さん(男性)
関ヶ原・垂井 クチコミ:36件
関ケ原の合戦で膠着した戦況にイライラした家康は賭けに出た。自陣を敵将石田三成が陣を置く笹尾山の手前まで進め、内通で裏切り参戦することになっていたがなかなか態度をはっきりさせない小早川の陣への威嚇発砲。これに臆した小早川がついに裏切参戦。これで形勢は一気に東軍へ傾き、家康の勝利で関ケ原合戦は終わった。合戦翌日にはこの地で敵将の首実検も行われた。まさにこの地は血なまぐさい場所。
多くの勝鬨の声や無念の呻き声が渦巻いたこの地が、今では子供が遊び、笑い声の溢れる芝生公園になっています。合戦の息詰まる空気など微塵もない、平和でゆったりした時間の流れる空間に自分がいることのありがたさをしみじみ感じました。
徳川家康最後陣跡はそんな公園の片隅に子供たちの遊ぶ姿を見守るようにあります。陣跡碑と土壇があり、土壇中央にはここに家康が座って首実検をしたという意味の「床几場」碑がありました。たったこれだけの陣跡ですが、重みを感じました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2021/11/17
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