渋谷から移転しても、訪ねる価値あります
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by ぴこぴこ丸さん(女性)
浅草 クチコミ:2件
下町散歩を兼ねて、2021年秋開催中の
「杉浦非水 時代をひらくデザイン」展を観てきました。
杉浦非水さんは、戦前の三越などで図按家、デザイナーとして活躍した方。
地下鉄銀座線の開業ポスターが有名ですが、他にも幅広い販促媒体を手がけています。
大正初期に三越が定価5円で販売したという、子ども用アルバム(写真や成長記録が書き込める)などから、当時の中~上流の風俗が伺えました。
どの作品にも、デザインはシンプルに、色で訴求する、というポリシーが表れています。
因みに今回の展覧会、
なぜJTの博物館で?といえば、
たばこのパッケージも手がけているから。
40代でヨーロッパ留学を果たし、後半生は多摩美大の設立にも関わった杉浦氏。
三越での勤務はあくまで嘱託を貫き、幅広い舞台での自己実現を図った、その処世にも注目したいところです。
- 施設の満足度
-
4.0
- アクセス:
- 1.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/11/14
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