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明安寺

名所・史跡

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村塾塾生も訪れていました。

  • 3.5
  • 旅行時期:2021/05(約5年前)
旅好者さん

by 旅好者さん(男性)

萩 クチコミ:322件

明安寺は松陰神社の北側、県道11号線に面してありました。このお寺で吉田松陰と親交のあった勤王僧・月性(げっしょう)が本堂で講和を行った時には、塾生を聴講させたといわれています。月性は1817年(文化14年)に現在の柳井市遠崎にある妙円寺に生まれています。(松陰より13歳年上)時代を読んで、海防の急を説いて回ったことから海防僧とも呼ばれています。明安寺での講和も海防の話だったのでしょう。32歳の時に私塾「清狂草堂(せいきょうそうどう)」を開き、多くの門人を輩出しています。「西の松下村塾、東の清狂草堂」といった称し方もあるとのことです。
この明安寺は、1596年(慶長元年)に津和野三本松城主吉見広行に仕えていた羽鳥作兵衛が剃髪して、萩市と合併前の福栄村辺りに、一宇を建立したことに始まっています。1611年(慶長16年)には寺号を許され、1653年(承応2年)に現在地に移っています。現在の本堂・庫裏は1807年(文化2年)に築造されたものです。山号は東谷山で、浄土真宗本願寺派のお寺さんです。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
友人
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
5.0
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2021/08/02

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