〝いろはにほへと…〟と同じ47に由来を持つ松並木。
- 5.0
- 旅行時期:2021/07(約3年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
彦根 クチコミ:8件
彦根城中濠沿いに植えられている松並木である。江戸時代に〝松の下〟と呼ばれたこの道は、藩主の参勤・着城で必ず通る場所である重要路とされており、この松を植えた二代藩主直孝公の治世には本数が47本だったことから、いろはの47文字に因んで〝いろは松〟と呼ばれるようになったと伝わっている。また人馬や車が通る場所であることから、その通行を妨げないように根が地上に張り出さない〝土佐松〟が選んで持ち込まれ植えられたとされている。
現在残る松並木は33本と言われており、樹齢は300年から30年物位のアカマツ。クロマツが植えられている。生活道路に面して植わっているために〝虫害や劣化〟に対する対策は慎重に取られており、数日後には防虫剤と防腐剤が散布される旨が記されていた。
歴史あるものは一時でできるものではないために、老木は現状維持、若木は育成と対策を考えなければならないことは大変だと思う。しかし300年後の世代が〝彦根城のいろは松〟を堪能できるようにして貰いたいとふと思わせる松並木であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 彦根駅から徒歩8分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 時期と時間によりけりだった。
- バリアフリー:
- 5.0
- 通路はアスファルト敷きになっている。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 老木も若木もそれぞれの役割を担っているように見えた。
クチコミ投稿日:2021/07/28
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