昔は石炭輸送、現在はローカル輸送
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- 旅行時期:2021/06(約5年前)
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by おけいはんさん(男性)
山口市 クチコミ:5件
山陽新幹線、山陽本線との乗換駅である新山口駅から山陽本線の宇部に至る18駅、33.2キロを結ぶローカル線。周南灘に沿って走り、山口県なんぶと宇部市の中心である宇部新川を通るルートで、全線単線。以前は沿線に本社のある宇部興産が、宇部地区と伊佐筑後もの間で物資輸送を行っており、宇部新川の隣駅である居能駅から宇部興産の本社のある宇部港まで貨物線があったなど盛況だった。宇部軽便鉄道として開通した路線を、石炭などの重要物資輸送路線として国有化した経緯から、路線も脆弱で、運行速度も遅く、私鉄線の雰囲気を残す。
沿線の観光スポットは少ないことから、地元客の利用が主力。一部を除きワンマン運転を実施しており、2両編成の列車は、新山口駅、宇部駅と宇部新川駅を除き、1両目の扉しか開かない(中央の扉も開かない)。概ね1時間に1本程度の運行。一部の列車は山陽本線の厚狭や下関からの直通列車。以前は快速列車も設定されていましたが、現在は普通列車のみ。なお、2021年3月のダイヤ改正により終電が早まったため、新山口発の最終が22時46分から21時44分に約1時間繰り上がったため、東京発18時過ぎの新幹線のぞみでは、乗り継げなくなった。
車両は国鉄時代に製造された105系と荷物電車を改造した123系か用いられており、トイレを完備している。車内はてを加えられておりきれい。車体のカラーは地域色である黄色一色。
新山口からの周南灘を沿って走るが、田園地帯が中心。新山口から30分くらいよ床波付近で唯一のオーシャンビューとなり、瀬戸内海の海原を見ることができます。また、宇部市内に入ると山口宇部空港の近くを通ったり、宇部興産の工業地帯を走ります。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/07/14
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