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北の丸公園の樹木と調和のとれた日本武道の大殿堂にふさわしい落ち着きのある建物です!

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/03(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

市ヶ谷 クチコミ:9件

『日本武道館』は、江戸時代中期に「徳川御三卿」(田安家・清水家・一橋家)であった「田安家」と「清水家」の屋敷地跡であり、明治時代になると「皇居」警護のために配置された「近衛師団」の兵営地跡となる現在の「北の丸公園」内の一画に”我が国伝統の武道を、国民とくに青少年の間に普及奨励し、武道による心身の錬磨を通 じて健全な育成を図り、民族の発展に寄与するとともに、広く世界の平和と福祉に貢献する”ことを目的に設立された「公益財団法人 日本武道館」が管理・運営する日本の武道を中心とした屋内競技施設であり、そのほかに記念式典をはじめコンサートなどの各種イベントが開催される多目的ホール施設となっています。
『日本武道館』建設までの経緯は、1964年(昭和39年)開催の「第18回 オリンピック競技大会(通称:東京オリンピック)」で柔道が正式競技に決定した1961年(昭和36年)に発足の「国会議員柔道連盟」(会長:正力松太郎)が表明した”世界に誇る日本武道の大殿堂を東京の中央に建設して斯道の発展普及”を実現させるために新たな「武道会館建設議員連盟」(会長:正力松太郎)が発足されて日本武道の大殿堂建設に向けた署名活動に取り組むことにより、1962年(昭和37年)に『日本武道館』建設に向けた当時の「財団法人 日本武道館」(会長:正力松太郎)が設立されています。
建設地については、二転三転したものの1963年(昭和38年)に工事着工からわずか12か月間の急ピッチな工事期間を経て、1964年(昭和39年)の「東京オリンピック」開会式の25日前に落成し、開会式の7日前に『日本武道館』の開館式を実施、開館式から17日・18日後の2日間にわたり、「東京オリンピック」の柔道競技が開催されています。
ちなみに開館式から12日後に「東京オリンピック」のデモンストレーション競技として剣道、弓道、相撲の3種目も実施されています。
『日本武道館』の設計は、隅田川(東京都)に架かる「永代橋」・御茶ノ水(東京都)の「聖橋」・京都駅前(京都府)の「京都タワー」などのデザイン設計で知られる建築家「山田 守」氏によるもので「法隆寺・夢殿」をモデルにしたとされる平面が八角形の建物形状とあわせて、富士山の裾野をイメージしたとされる流動美のあるなだらかに広がる曲線の大屋根・最頂部には避雷針でもあり魔除けの意味をもつ『日本武道館』のシンボルともいえる黄金に輝く「擬宝珠(ぎぼし)」(日本の伝統的な橋や神社・仏閣の高欄などの親柱頂部に設置される装飾)が設置され世界に誇る日本武道の大殿堂にふさわしい落ち着きのある美しい建物です。
『日本武道館』には、「日本郷土民謡協会」が主催する「郷土民謡民舞全国大会」の会場として利用されていた際によく訪れていましたが、「第32回 オリンピック競技大会(通称:東京2020)」の柔道および空手競技会場として、2019年(令和元年)から本格的な増築・改修工事のため全面的に休館となっており、1年5か月ほど前に「北の丸公園」を訪れた際は工事用の仮囲いで覆われ大屋根の改修工事中でしたが、今回は「北の丸公園」を通り抜けする際に少し足を止めて改修工事完了後の『日本武道館』外観とあわせて新たに増築された「中道場」外観を見て廻り写真撮影をしてみました。
「北の丸公園」の樹木と調和のとれた日本武道の大殿堂にふさわしい落ち着きのある『日本武道館』外観は、撮影スポットとしてお勧めできます。
機会があれば、リニューアルされた『日本武道館』内部も見て廻りたいです。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
地下鉄・九段下駅2番出入口より田安門から北の丸公園内に入り直ぐ徒歩5分程度、北の丸公園内に駐車場もあります。
人混みの少なさ:
4.0
平日の朝と昼頃に田安門から出入りしましたが、公園内ですれ違う人は数名いました。
バリアフリー:
4.0
建物周囲に段差はありません。
見ごたえ:
4.0
北の丸公園の樹木と調和のとれた落ち着きのある建物外観は、撮影スポットとしてお勧めできます。

クチコミ投稿日:2021/06/20

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