短距離でも快適です

4.0
旅行時期：2021/06（約5年前）

山口市クチコミ：5件

鳥取から新山口までの378.1キロを結ぶJR西日本の特急。鳥取・米子から出雲市、浜田、益田と言った島根県の主要都市と、小京都の代表格、津和野や県庁所在地である山口、防長四湯の一つ湯田温泉を通り、新幹線乗り換え駅の新山口までを5時間10分で結んでおり、1日3往復運転。そのうち1本が鳥取始発、2本が米子始発。
鳥取から益田までは山陰本線、益田から新山口までを山口線を通り、全線単線区間を走ります。
カーブや勾配が多いことから、JR西日本の山陰線高速化プロジェクトで開発された新型制御付振子気動車であるキハ187系が用いられており、指定席車と自由席車の2両編成が基本。多客時は増車されることがあります。先頭部が平らであるため特徴のないデザインですが、客室空間を出来るだけ多くし機能性を全面に出したものだとのこと。山陰の海と陽の光をイメージしたカラーリングは他にはないもの。車内はノーマルな座席てすが、手すりや窓枠には木質系の素材が使用されていて暖かみを感じます。
今回、新幹線の乗継に便利だったので、山口から新山口までの短距離乗車。特急なのに運転停車があるのは残念ですが、揺れも少なく快適でした。新幹線との乗継割引を使うと、特急料金が半額の330円になることもあってか、結構、山口からの乗車も多い印象です。