「水落」は地名ではなく、時計の構造でした。
- 4.0
- 旅行時期:2020/12(約3年前)
-
by きゅういとせろりさん(非公開)
飛鳥 クチコミ:31件
さすがに飛鳥時代の遺跡になると、建物はなく、礎石や遺構だけになります。この水落は地名かとおもったら、「水が落ちる」の意で、要は水時計の遺構でした。礎石と遺構だけでは何のことかさっぱりわかりませんが、その詳しい図解があってはじめて全容がつかめました。水を一定間隔で段々に落とすことで時計にしていたようです。水を落とすのに落差が必要でかなり大きな建物だったようです。当時最新式の時計を備えた役所だったということです。
なお、水時計の原理とその装置は、滋賀県の近江神宮に展示があり、数年前に見ました。それを思い浮かべながらこの水落遺跡を見ると理解がスムーズでした。
- 施設の満足度
-
4.0
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/05/30
いいね!:0票