天界大僧正が竹生島に見立てて、ここに弁財天を鎮座させたには大正解だったと感服。
- 4.0
- 旅行時期:2021/05(約5年前)
-
-
by ワンダラーさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:17件
不忍池弁天堂は、江戸初期の寛永年間につくられた「天台宗東叡山寛永寺」の開山の折に、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されたとされる歴史があるスポット。
寛永寺が建つ上野台と本郷台の間に入り込んでいた東京湾が海退し、跡にできた不忍池を琵琶湖に見立てたという。
その不忍池にあった聖天さまが祀られた小さな島を琵琶湖の竹生島に見立て、島を大きく造成して竹生島の「宝厳寺」に見立てた弁財天のお堂を建立したとされる。
天界大僧正が考案したといわれる江戸最古の七福神「谷中七福神」の一つでもあり、音楽と芸能、さらに長寿や金運にご利益があるとされるので、人気がある江戸六弁天の一つでもあるスポット。
お参りをしつつ、「長寿」や「金運」は、いつの世にも人気が絶えないので、天界大僧正がここに鎮座させたには大正解だったと感服する。
- 施設の満足度
-
4.0
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/05/19
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する