『フォークソングの聖地』と謳われた場所です。
- 4.0
- 旅行時期:2019/07(約6年前)
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by まつじゅんさん(男性)
神田・神保町 クチコミ:1件
昭和11年8月着工、昭和13年3月20日完成の共立女子大の講堂です。
構造設計は、東京タワーの設計者 内藤多仲氏、意匠設計は前田健二郎氏で、鉄筋コンクリト造 総面積約3,900㎡、座席数2,578席でその中でも1階の1,050席は机付椅子で、授業に使用できるようになっており、別に補助椅子の用意があって総計3,200名の収容が可能で、卒業式や学校行事として使用するだけでなく、学園が使用しない場合に限って、教育学術文化面において価値があり、学園が適当と認めた外部一般の使用にも貸し出せるようにしていたので、日本の文化の殿堂として、その名を高めていました。
特に戦後は、大講堂が東京都内にも少なかったこともあり、文化に飢えた若者にとって、音楽関係の公演のメッカとして知られることとなり、吉田拓郎さん、かぐや姫、アリス等人気フォークシンガーがコンサートを行った場所です。
しかし、全盛期の昭和31年に、火災により内部を全焼してしまいましたが、「一日も早く講堂を再建する。」という当時の学園長の決意により、翌32年には座席数2,010席のホールが再建されました。
平成12年には耐震補強工事と内部機能改修工事、平成19年に、外壁タイルの張替工事が実施されました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/05/06
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