明治時代から残る貴重なレンガ造りのドライドックが残っています。
- 4.0
- 旅行時期:2021/04(約3年前)
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by かるあみるくさん(男性)
横須賀 クチコミ:30件
明治から残る貴重な史跡ですが、現在は一般公開されておらずフェンス越しに眺める事が出来る程度です。ただドックなので人間の高さで見てもはっきりとわからないのですが・・・。
明治中期の1898年に浦賀船渠が完成させた煉瓦式ドライドックで日本では2年前に検察されたやはり浦賀にある石川島造船所が完成させた川間ドックとともに2つしかない煉瓦造りのドライドックで世界的にも4つしかなく貴重なものです。明治期に造られた他の造船所は石積み、後期にはコンクリート式も登場しますが、煉瓦式はここにしかありませんでした。
その後浦賀船渠は石川島造船所の川間ドックを買収し2つの煉瓦式ドックを保有することになり会社名を浦賀重工業と変え、1969年買収により住友重機械工業となりました。
住友重機になった後に追浜に工場が完成し徐々にそちらに機能を集約、南側の川間ドックは1983年に閉鎖、浦賀ドックも2003年に閉鎖されその後は資材置き場になっているたですが、工場解体にともない2021年にドックは横須賀市に譲渡されたそうです。工場閉鎖以降はドック跡地で咸臨丸フェスタなどを行う時のみ施設開放をしていたそうですが、貴重な施設なので将来的に見る事が出来るようになればなあと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 浦賀駅目の前が工場跡ですが、中心部は10分弱歩きます。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 基本的に公開されておらずフェンス越しに眺める形で人は少ないです。
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/04/25
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