今治城

南側の堀からの眺めがオススメ。鉄御門は見ごたえあり。

5.0
旅行時期：2021/03（約3年前）

by 白熊爺さん（男性）

今治クチコミ：9件

2021年3月31日に訪問。

今治桟橋から歩いて10分くらい？
まあまあな距離でつきました。
途中堀に海水がなだれ込んでるところも見られた。

桜がちょうど見頃。
黄砂もすっかり消えていて快晴。
本来ならこの３日間はこういう感じだったはずなのに、、、
中国からの贈り物は何かと容赦がないからねw

まずは吹揚神社でお参り。
その後天守でチケットを買って入場。
このチケットで隅櫓３箇所が見られます。

天守はエレベーターはないです。

そもそもですがこの天守は過去に存在してなかったという話もあるのです。

藤堂高虎が作ったという話のものは五層の層塔型天守では？という噂話のような文書はありますが、
遺跡としての確認できるものがないらしいです。

亀山城に移設されたという伝説話があるので亀山城を参考にしたかというと全然そういうこともなく、結局派手な装飾のあるなんちゃって天守閣w

小倉城と同類のお城好きに一番嫌われるタイプなんですね。

でもえっちらおっちら登った最上階からの眺めは良かったです。
お城タワーとかお城観覧車とか建てられるよりはマシかなって思いましたw

その後３箇所の櫓巡り。
御金櫓はギャラリーでまったりした感じの絵が飾られてるので内部は撮影禁止。
山里櫓は骨董ギャラリーでこれまた内部撮影禁止。

武具櫓は鉄御門、多聞櫓と一体化して今回の見物のメインです。
きっちり再現しようとした感じはちょっとは伝わりました。
太い梁の丸太も干割れしている最中でこれから木材がどんどん締まってくるんだなぁ、城も成熟していくんだなぁと感慨無量のような、成長を見守る爺さんのような心境になりましたよ。
こういった木材の建物は手入れするほどに長持ちするので定期的なメンテナンスはきっちりスケジュールを作って欲しいね。
なかなか良い出来です。
70点くらいはあげましょうw

ここの１番の魅力は大きな堀とそれに浮かぶ城の姿と私は思っています。
私の中のベストポジションは

南堀端通り側の角から見た今治城。
さながら大海に浮かぶ軍艦のような迫力があります。