1689年の春、芭蕉は安積山(浅香山)に立ち寄り「花かつみ」を日のくれるまで訪ね歩く
- 3.0
- 旅行時期:2021/03(約3年前)
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by ハンクさん(男性)
郡山 クチコミ:8件
奥の細道で芭蕉は、須賀川を発って浅香山(安積山)に立ち寄った記載がある。「このあたり沼多し、(中略)、沼を尋ね、人に問い、「かつみかつみ」と尋ねありきて、日は山の端にかかりぬ。」この地を訪れるため、福島から約1時間車で走った。
旧奥州街道沿いのこの地は、現在少年自然公園となり、桜やツツジの名所となっている。ハナカツミは、古今和歌集(905年編纂)の恋歌に詠われて以来、わが国の古典に数多く詠われてきた。芭蕉はこの日、「あさか沼」の「花かつみ」を日のくれるまで訪ね歩いた、とある。この所縁を知らなければ何の変哲もない公園であるが、今はただ芭蕉句碑が建てられているのみだ。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/03/29
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