ゴージャスな洋館に鎮座する日本の木造建築
- 4.0
- 旅行時期:2021/02(約3年前)
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by no travel,no lifeさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:14件
特別展「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」を観るために訪問しました(2020年12月24日~ 2021年2月21)。混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)になっており、9:30または12:30のいずれかを選択するものでした。
会場の表慶館は片山東熊が設計した明治期のバロック様式による西洋建築で、内部に入ると吹き抜けの高い天井と大きな円形ドームがあります。ここに五重塔の模型などが展示されているので、和洋のギャップがなんとも面白かったです。
会場のテーマが古代から近世、日本建築の成り立ち、と謳っていて、国宝・重要文化財の木造建造物の模型がたくさんあるので見応えがありました。ここで使用されている工法や素材は、現在は継承できる職人が減っていたり、素材の確保も難しくなっているものが多数あります。こういった項目に関するパネル展示なども行われていて、学ぶ機会が多かったです。
なお、特別展のチケットで本館、平成館、東洋館、法隆寺宝物館などの常設展も入場可能です(展示物のみならず、それぞれの建物も特徴があって見どころが多い)。時間がある方はぜひ1日使ってでもゆっくりと回ってみることをお勧めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/02/23
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