歌舞伎座の”懐かしい歴史を思い返す”展示エリアです!
- 4.0
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
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by hiroさん(男性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:22件
『四階回廊 (歌舞伎座) 』は、1889年(明治22年)に当時の最新技術である電灯設備を導入し国内最大規模の歌舞伎専用劇場として第1期「歌舞伎座」が開場してから1923年(大正12年)に発生した関東大震災や太平洋戦争末期となる1945年(昭和20年)の東京大空襲などの幾多の困難に見舞われながら建替え工事・改修復興工事を繰り返し、2010年(平成22年)になると建物の老朽化とあわせて耐震化対策ならびにバリアフリー対策の解消に伴う建替え計画により閉場した第4期「歌舞伎座」までの”懐かしい歴史を思い返す”展示エリアとして、2013年(平成25年)に竣工した第5期「歌舞伎座」と「オフィス施設」からなる超高層複合商業施設「歌舞伎座タワー」(高さ145メートル、地上29階、地下4階)の「歌舞伎座」4階客席となる「一幕見席」(椅子席約90名、立見約60名)につながる通路部分に配置されています。
ちなみに『四階回廊』とつながる「歌舞伎座」4階客席は、1階正面玄関から入場する通常の指定席チケットによる1階から3階までの客席と異なり、気軽に好きな一幕だけから鑑賞できるように先着順で当日販売の自由席チケット専用の「一幕見席」による鑑賞エリアとなっています。
今回は、「歌舞伎座」夜の部公演の観劇で16時開場に合わせて「歌舞伎座」前で待ち合わせをしていましたが、予定の2時間前に到着したので、初めて「歌舞伎座タワー」5階にある歌舞伎の世界を実際に体験しながら楽しめる「歌舞伎座ギャラリー」(有料エリア)と回遊式の和風庭園となる「屋上庭園」(無料エリア)から「歌舞伎座」の大屋根三州瓦を間近で望める屋外鉄骨階段の「五右衛門階段」を4階に降りて『四階回廊』(無料エリア)に立ち寄りました。
「五右衛門階段」から4階建物内に入ると右手側に「歌舞伎座」4階客席となる「一幕見席」ロビーにつながる通路となっており、左手側が『四階回廊』エリアとして壁面に”想い出の歌舞伎俳優”として往年の名俳優の顔写真がずらりと掲示されています。
さらに奥に進むと第1期「歌舞伎座」から第4期「歌舞伎座」までの建物模型が展示されています。
この「歌舞伎座タワー」4階・5階エリアは、アミューズメント空間として施設名称が「歌舞伎座 ギャラリー回廊」となっており、気軽に歌舞伎を体感できて楽しむことができました。
そのほかに5階エリアの「屋上庭園」に隣接して落ち着いた雰囲気のある1854年(安政元年)創業の老舗「丸山海苔店」が経営する日本茶の美しさを世界に伝えるために始めた日本茶専門店の甘味処「寿月堂」とあわせてお土産処「楽座」もあり、くつろぐこともできるのでお勧めできます。
『四階回廊』へのアクセスは、「東銀座駅」(東京メトロ・日比谷線、都営地下鉄・浅草線)3番出口に直結している「歌舞伎座タワー」地下2階の建物内「木挽町広場」左側奥にあるエレベーターホールから専用エレベーター(一番手前のエレベーター)で5階に上がり「屋上庭園」から「五右衛門階段」を降りて4階建物内に入ります。
地上からのアクセスの場合は、「晴海通り(都道304号)」と「昭和通り(都道316号)」の交差する「三原橋」交差点の「昭和通り」に面している「歌舞伎座タワー」西側の「昭和通り口」から建物内に入りエレベーターで4階に上がります。
機会があれば、また『四階回廊』のある「歌舞伎座 ギャラリー回廊」に立ち寄って各エリアを廻りくつろぎながら楽しみたいと思います・・・
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 歌舞伎座タワー4階です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日の午後でしたが、自分のほか2名の方とすれ違いました。
- バリアフリー:
- 4.0
- 展示エリアに段差はありません。
- 見ごたえ:
- 3.5
- 第1期から第4期 歌舞伎座・建物模型の展示と往年の歌舞伎俳優の写真パネルが掲示されています。
クチコミ投稿日:2020/12/26
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