タブレット交換で人気を博したのは過去の話、今や特急街道
- 3.5
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
鳥取市 クチコミ:2件
かつて、ディーゼル急行「砂丘」号による、通過駅でのタブレット収受で鉄ヲタに注目されたのがこの因美線。
逆に言うと、自動化されていない信号システム、通過列車の車輪でこじ開ける原始的な発条ポイントといった前近代的な路線だったということであり、それも智頭急行線が開業した後もその「名残り」が残ってる状態が続いた。さすがに特急が入るようになった区間は自動閉塞になったが、各駅のポイント通過速度は極端に低いまま存置され、最高速度も低く、特急「スーパーはくと」の所要時間短縮の大きなネックになっていた。
岡山-鳥取特急「いなば」の運転と同時に、ようやく一部区間の高速化が行われた。
現在の因美線のうち、智頭から鳥取の間は、特急が1時間に1本は走る幹線と同等の路線に変わっている。特急は全列車が振り子車で線内でも高速運転するし、一般の普通列車も、智頭急行や若桜鉄道の軽快な車両が多く乗り入れる。智頭以南とは別世界だ。
しかし、沿線の各駅は昔ながらののどかな風情の駅が多く、津ノ井駅も郡家駅も用瀬駅も「構内踏切」が現役。特急が通過するのに。そういうアンバランスさが魅力的な路線だ。鳥取から郡家の間は普通も1時間から2時間に1本は走る。特急も含めると山陰本線の浜坂へ行く方向よりも本数が多い。
- 施設の満足度
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3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 意外と跨線橋を私用しない駅が多い
- 車窓:
- 4.0
- 用瀬駅から南は山間部
クチコミ投稿日:2020/12/11
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