佐世保港にある２つの離島航路桟橋の１つで、大型船・フェリー用

3.5
旅行時期：2020/11（約5年前）

佐世保クチコミ：15件

佐世保港には、３つの船客ターミナルビルがある。１つは国際船客ターミナルで、利用者は限られ、佐世保駅からも7～800ｍ離れているので、間違うことはない。
しかし佐世保市が管理している２つの離島航路桟橋は駅の南西側に並んでいるので、旅行者には分かりにくい。
その１つで駅から見て奥にあるのが、この「佐世保鯨瀬ターミナル（サセボクジラセターミナル）」で、大型船・フェリー用の、上五島航路の有川・小値賀・宇久平行きの旅客ターミナルとして使われている。別名がフェリーターミナルとも言うようでさらに混乱する。

1989年に開業した、瀟洒なビルになっている。
1階は、待合ロビー、発券所、売店
2階は、団体待合所
3階は、貸事務所（船舶免許更新センターなど）
4階は、展望ロビーで（18時00分まで）
もちろんトイレなどがあって航路利用客以外も使える。

手前に、小型船用のもう一つのターミナル2003年開業の「新みなとターミナル」があり、地元民は区分が分かるのであろう。
しかし、旅行者向けには空港で国際的に使われている手前が「ターミナル1」、奥が「ターミナル2」というようなネーミングで連絡通路もつくるのが、利用しやすいのではないかと感じるターミナルビル。
佐世保市が一帯を再開発しているのだから、佐世保駅から歩道橋で五番街ビル、ターミナルビルと動線を整備すれば、鉄道と船の旅客乗換えが便利で、再開発商業施設の不動産価値も上がるように感じるのだが。