自由民権運動、防災・減災、花柳界
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- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
高知市 クチコミ:4件
「土佐日記」から現代の作家まで、高知県の文学を知ることができます。
概略を記したパネル展示を中心に、高知県出身の作家を紹介していますが、寺田寅彦と宮尾登美子は、別に展示室が充てられています。
宮尾登美子の原稿や愛用品を展示する「宮尾文学の世界」では、自叙伝的四部作を年表に織り込み、時代背景などを重ねて、興味深くするような紹介方法が採られていました。
寺田寅彦を紹介する「寺田寅彦記念室」では、生活の中の科学や防災の研究に関する展示もあります。防災・減災に関心のある人に、見学を薦めたい場所です。実験の動画など、文学館の中では異質に感じられる、科学的な内容の展示もありました。
作家や作品の紹介が中心ですが、自由民権運動に関わる作品のように、政治学に関係の深い文学もあります。文学だけでなく、社会科学に関心のある人も、観覧すると良いと思います。
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- コストパフォーマンス:
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- 人混みの少なさ:
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- 展示内容:
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クチコミ投稿日:2020/11/16
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