豊後水道の絶景が見られます
- 4.5
- 旅行時期:2020/10(約4年前)
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by まつこさん(女性)
八幡浜・佐田岬 クチコミ:1件
関西から別府まで車でできる限り短時間で移動したいと考えて、山陽道から瀬戸大橋を渡り香川県・愛媛県を経由して佐田岬から運行している国道九四フェリーを利用することを思いつきました。
四国と九州を結ぶ航路としては最短の70分で佐田岬と佐賀関を結んでいます。ほぼ1時間に1本運行しているので万一予定の便に遅れても次の便まで待ち時間も短いのも安心感があります。佐賀関から別府までは車で1時間かかりますが、陸路だけで関門海峡を渡り別府までぶっ通しで走るよりはるかに楽でリーズナブルでした。
以前から佐田岬を訪れたいと関心を持っていたのと、みかんの産地でもあり季節も早生みかんの採れる時期で現地のみかんを買いたい思いもありましたが、実際に行ってみて、大正解でした。
関西から四国に渡るには明石海峡大橋から淡路島に向かうルート、岡山県の児島から瀬戸中央自動車を進むルート、尾道からしまなみ海道を行くルートの三通りあります。距離的には明石-鳴門が短いですが途中の高速道路の込み具合とか高速料金なども検討して好みも加えて選びました。ちなみに純粋な運転時間は三崎港までは6時間半、食事や休憩、道の駅で買い物したりフェリーの待ち時間もあり、実際には別府まで約12時間かかりましたが、旅程としては大変満足しました。
八幡浜あたりから急な段々畑にみかんがなっています。道の駅で買ったみかんは1キロ200円ほど、小粒ですがとても甘いです。佐田岬は断崖絶壁で道路は頂上付近を通っているので、右や左に宇和島から遠くは太平洋まで視界がひろがります。発電用の風車がずらりと並んで壮観です。
三崎港にはこんな所に(失礼)と思うようなHANAHANAという商業スポットができていて伊勢エビなどの海産物を売っていたりしゃれたカフェもあり、待ち時間も退屈しませんでした。
フェリー船内も綺麗でしたが、デッキに出て豊後水道に突き出した佐田岬や佐田岬灯台をカメラにおさめたり、瀬戸内海に流れ込む海流の激しさに感嘆したりして70分はあっという間でした。
ただ、佐賀関から大分を通り抜けるのに渋滞があちこちで発生していて時間がかかりました。
ちなみに「国道」と名前がついているのは、海上を通るけれどこのルートは国道なのだそうです。それもあって他のルートより料金も安く設定してあるのかと思いました。
- 施設の満足度
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4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- よそのルートより割安です
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 平日それほど混みません
- バリアフリー:
- 2.5
- 船内では客室や展望デッキの移動は階段となります
- 乗り場へのアクセス:
- 2.5
- 佐田岬の先端近く、乗り場までは時間がかかります
- 車窓:
- 5.0
- 佐田岬の絶景、豊後水道の流れが見られます
クチコミ投稿日:2020/10/22
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