岩礁だった父島に最初に植物が海から流れ着いた海岸
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- 旅行時期：2020/01（約6年前）
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by ぱっしょんKさん（男性）
父島 クチコミ：12件
小笠原開拓時代に、ギルバート諸島出身の移民・コペペさんが住んでいたことに由来して名付けられたコペペ海岸はウミガメが産卵にやってくるほどのきれいな白砂の浜です。
父島はもともと岩礁で植物がなかったのですが、岩でできている地面に土が堆積して植物が生えていったのだそうです。コペペ海岸を含む白砂の海岸群に熱帯～亜熱帯に生育する海浜植物の種が黒潮によって流れ着き小笠原諸島に定着したようです。
外から動植物や昆虫が入ってくる方法は①波②鳥の糞③風の３つ。その①波でたどり着いた植物が父島全体に広がっていったスタート地点の一つと考えられているのがこのコペペ海岸です。
今では、小笠原諸島はそれらによって運ばれてきた動植物や昆虫が定着し、独自の進化を遂げた固有種が多く生息しています。そのため東洋のガラバゴスと呼ばれるほど独特の自然を誇っています。
また、夜のコペペ海岸では夜行性の特別天然記念物のオカヤドカリを見ることができます。
街から離れているので空には満点の星空が広がっていますので星座観察などにもぴったりの場所です。
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最初に植物が上陸したコペペ海岸
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奥に見える白浜は小港海岸。父島白砂浜群の一つです。
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コペペ海岸
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グンバイヒルガオ。初期に上陸した植物と考えられています
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うっすらと見えるへこみがウミガメの産卵の跡
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夜のコペペ海岸はまっくらです。
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特別天然記念物オカヤドカリを見ることができます
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オカヤドカリのおうちはアフリカマイマイの貝の利用が多い
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よく探すとウミガメの卵のかけらが見つかります
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者：
- 一人旅
- アクセス：
- 2.0
- 歩いたはまず無理です。レンタルバイクか自動車が必須です。僕は昼夜2回のツアーに参加しました
- 景観：
- 5.0
- 白い砂が美しい。夜は星空を見ながら特別天然記念物のオカヤドカリをみることができました。
- 人混みの少なさ：
- 5.0
- 非常に空いていました。行ったのは1月。おそらくこの時期はツアー客以外はあまりいないのでは？
クチコミ投稿日:2020/10/19
いいね！：2票
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