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東門院(守山寺) 施設情報・クチコミに戻る

創建1200年の寺院はライトアップされていた。

  • 5.0
  • 旅行時期:2020/10(約4年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

守山 クチコミ:37件

旧中山道沿いにある比叡山東門院守山寺。創建は奈良時代末期に最澄が比叡山延暦寺を開いた際に四境に門を構え、その東門としたことに始まるとされている。平安時代初期には征夷大将軍である坂上田村麻呂が東威東征の為に守山まで進軍した際に、東門院の仁王像に戦勝祈願を行い見事念願成就すると感謝の意から境内に七堂伽藍を整備して千手観音を勧請し、さらに桓武天皇からは寺領が寄進され〝守山寺東門院〟という寺号と院号を賜っている。

山号・院号・寺号は〝比叡山の東門を守り給う寺〟に由来するとされ、この界隈の地名である〝守山〟に繋がっていると言われている。弘仁元(810)年に琵琶湖に十一面観音像が出現した事を仏意と悟り本尊として勧請し、以後鎮護国家の道場として整備され今日に至っている。

旧本尊の十一面観音像は守山観音として信仰の対象になったものの昭和61(1986)年の火災により焼失しているが、その他にも寺宝を多々所有しており、国の重要文化財や守山市指定文化財となっているものが多く残っている。

江戸時代には中山道守山宿に境内が位置していることから格式高い寺院として朝鮮通信使の宿所として利用されていた。

境内には樹齢500年とも言われる銀杏の木や歴史ある石塔もあるが夜だったこともあり詳しくはわからなかった。しかし事前調査で情報が無かった〝ライトアップ〟が行われており、昼間とは違う幻想的な景色が広がっていた。

歴史探索をするにはやはり昼間の参拝が必要であるが、秋の夜に浮かび上がるライトアップされた景色はまた違った意味で趣があった。ライトアップ期間中であれば昼夜訪れることでまた違う素晴らしさを感じることができる場所だと改めて感じた。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
守山駅から徒歩12分。
人混みの少なさ:
5.0
ライトアップを撮影する者1人あり。
バリアフリー:
4.0
境内は砂利敷である。
見ごたえ:
5.0
幻想的であった。

クチコミ投稿日:2020/10/01

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