お昼の銀座で美味しく和食
- 4.0
- 旅行時期:2020/09(約4年前)
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by 菊花さん(女性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:42件
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのマスク着用生活もそろそろ馴染んできた9月上旬の平日。13時前に店の前に着く。外からでは店内の様子が全く見えなかったが、思い切って引き戸を開けて店内へ。
店内は座席数の半分くらいの客の入り。「一人です」と告げると「カウンターをどうぞ」と席を勧められる。この時節柄、カウンター席と板前さんの間には透明の仕切り板が置かれていた。
5千円以上するお昼のお食事もあるのだが、こちらの目当ては普通の昼定食。お刺身・焼物・煮物から1品~3品を選ぶと、ご飯・お味噌汁・小鉢・香の物・果物が付いてくる。店員さんが「今日のお刺身は~、焼き物は~、煮物は~」と紹介してくれたが魚が何であったかは失念。こう言う店なら刺身が美味しいだろうと思ったので、お刺身と煮物の2品を選択。
カウンター越しに板前さんの作業を見るともなしに見ていると、程なく料理が提供された。
驚いたのは里芋の煮物で、初見ではお椀いっぱいの大根おろしにしか見えず「これ、何?どうするの??」となったのだが、とろりとした大根おろしを掻き分けるとその下にモッタリとした里芋の煮物が潜んでいた。そして、これが、混じりっけなしの里芋オンリーなのだが、里芋の概念を覆すレベルで美味しい。ただひたすら里芋なのに、里芋というだけで、美味しい。
厚切りのお刺身も勿論のこと甘味があって美味しかったが、これは銀座の小料理屋ならこの程度は出すだろうと言う想定の範囲内。
お味噌汁も、真面目にお出汁をとった味がするし、何よりたっぷり入った茗荷が香り高くて印象深い。
食後の果物は梨。
一口噛むごとに、銀座の真面目なお店はやっぱり美味しいぜ!と脳内で呟きながらあっという間に完食して、大満足で店をでた。
- 施設の満足度
-
4.0
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 銀座の和食なので
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/09/10
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