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歌舞伎座

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歌舞伎座の重厚感ある美しい大屋根をまじかで鑑賞できます!

  • 4.0
  • 旅行時期:2020/02(約6年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:22件

『五右衛門階段』は、国内最大規模の歌舞伎専用劇場として1889年(明治22年)に開場した第一期「歌舞伎座」から数えて4回目の建て替えとなる第五期「歌舞伎座」と高さ145メートルの「オフィスビル」の複合商業施設として2013年(平成25年)に完成した「歌舞伎座タワー」(地上29階、地下4階)の歌舞伎座4階部分の「四階回廊」と歌舞伎座の大屋根部分に位置する5階部分の回遊式の美しい和風「屋上庭園」をつなぐ色鮮やかな朱塗りの屋外鉄骨階段です。
この『五右衛門階段』からは、「歌舞伎座」の重厚感ある美しい外観を演出している大屋根に使用されている日本三大瓦のひとつで吸水率が低く凍害にも強いとされる「三州瓦」をまじかで鑑賞することができます。
大屋根に使用されている「三州瓦」の枚数は、およそ10万枚とされており瓦1枚1枚が手作業により形を整えて製造され生産開始からすべての瓦を焼き上げるまでにおよそ1年の期間を要しています。
その「三州瓦」屋根の先端部分には「歌舞伎座」の座紋である「鳳凰丸」が施されていますが、あとから知った話しによるとそのうちの1枚だけ鳳凰の顔の向きが反転していて『五右衛門階段』から反転した鳳凰の瓦を見つけることができるそうです。
階段の名前の由来については、「歌舞伎座」大屋根が江戸時代中期から後期となる徳川幕府第10代将軍「徳川家治」の時代である1778年(安永7年)に初演された歌舞伎の演目「南禅寺山門の場」における大盗賊「石川五右衛門」が京都にある南禅寺・山門の上で煙管を吹かしながらの有名なセリフとなる「絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは、小せえ、小せえ。この五右衛門の目からは、値万両、万々両・・・」の場面を連想させるところから『五右衛門階段』と呼ばれています。
『五右衛門階段』へのアクセスは、「東銀座駅」(東京メトロ・日比谷線、都営地下鉄・浅草線)3番出口に直結している「歌舞伎座タワー」地下2階の「木挽町広場」左側奥にあるエレベーターホールから専用エレベーター(一番手前のエレベーター)で5階に上がります。
屋外地上からのアクセスの場合は、「晴海通り(都道304号)」と「昭和通り(都道316号)」の交差する「三原橋」交差点の「昭和通り」に面している「歌舞伎座タワー」西側の「昭和通り口」から建物内に入りエレベーターで4階または5階に上がります。
今回は、「歌舞伎座」夜の部公演の観劇で16時開場に合わせて「歌舞伎座」前で待ち合わせをしていましたが、待ち合わせ時間前に初めて5階フロアにある歌舞伎の世界を実際に体験しながら楽しめる「歌舞伎座ギャラリー」(有料)と歌舞伎にまつわる先人の碑・黙阿弥の石燈籠と蹲踞(つくばい)などが配置されている「屋上庭園」(無料)から『五右衛門階段』を利用して4階フロアの想い出の歌舞伎俳優の顔写真・過去の「歌舞伎座」(第一期から第四期まで)の模型などが展示されている「四階回廊」(無料)を見て廻り、くつろぎながら楽しむことができました。
そのほか5階フロアには、「屋上庭園」と隣接して1854年(安政元年)創業の老舗「丸山海苔店」が日本茶の美しさを世界に伝えるために始めた日本茶専門店「寿月堂」などの施設があるので、機会があれば「歌舞伎座タワー」の4階フロアと5階フロアに立ち寄り、「屋上庭園」や「寿月堂」でくつろぎながら『五右衛門階段』から「歌舞伎座」大屋根先端部分の鳳凰の顔が反転している瓦を探してみたいと思います。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
歌舞伎座5階・屋上庭園と4階・四階回廊をつなぐ朱塗りの屋外鉄骨階段です。
人混みの少なさ:
4.5
平日でほとんど貸し切り状態でした。
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
4.0
歌舞伎座・大屋根瓦をまじかで鑑賞できます。

クチコミ投稿日:2020/08/13

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