徳川将軍家の菩提寺
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- 旅行時期:2020/05(約6年前)
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by ミルさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:14件
1625年、家康、秀忠、家光公の三代にわたる将軍から厚い信頼を得ていた天海大僧正によって天台宗の関東総本山として創建された寺院です。寺の建立は3代将軍徳川家光によっておこなわれました。天海は徳川幕府の平安を祈願するため、江戸城の鬼門にあたるこの地を選んだそうです。家光の時代からは徳川家の葬儀や埋葬が行われるようになり、以後、芝の増上寺と共に徳川将軍家の菩提寺として知られるようになりました。日本最大級の寺院として偉容を誇り、寛永寺の最盛期には現在の上野公園を中心に大名並みの寺領を有していたそうです。皇室から山主を迎えたことも寺の発展を後押ししたようです。上野戦争の際には伽藍の大部分が焼失し、維新後、明治政府によって境内の対多数の土地が没収されました。明治12年に復興が認められ根本中堂が再建され、現在に至っています。ご本尊は薬師如来です。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2020/05/12
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