バブル経済と、関ケ原の人々の善意
- 3.5
- 旅行時期:2020/04(約4年前)
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by T04さん(男性)
関ヶ原・垂井 クチコミ:7件
かつて「徳川家康最後陣地」であった場所ですが、その大部分は「陣場野公園」という近代的都市公園に再整備されています。その端に「御霊神社」がありました。創建は昭和55年、高度経済成長の後、バブル経済真盛りの頃になります。由緒には、関ケ原合戦で命を落とした将兵の中には「子孫も絶え慰霊すら行われていない将兵が数多く…この諸霊を祭るため」、関ケ原合戦三百八十周年を機に創建されたことが記されていました。バブル経済の頃には核家族化が急速に拡大し、少子高齢化が急速に進みつつありましたが、そんな時代背景が大いに関係しているのでしょう。社殿そのものに魅力は感じませんでしたが、関ケ原の方々の善意によって建てられた神社であることを慮れば、貴重な神社であることが分かります。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 「陣場野公園」の一角なのかどうか定かではありませんが、少なくとも同じブロックになります
- 見ごたえ:
- 3.0
- 社殿そのもののとしての評価は高くありませんが、その存在そのものに日本社会の現状を再認識させられます
クチコミ投稿日:2020/05/10
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