緩やかな山岳路線
- 4.5
- 旅行時期:2019/11(約4年前)
-
by おけいはんさん(男性)
飯能 クチコミ:8件
西武池袋線吾野から西武秩父までの6駅、19.0キロを結ぶ西武鉄道の路線。池袋線の飯能~吾野間との一体運行で、西武秩父発着全ての列車が池袋線の飯能以東に直通しています。2020年3月のダイヤ改正以降は、特急「ちちぶ」と土休日に運行される「Sトレイン」、西武秩父発池袋行きの快速急行1本を除き、全てが普通列車で池袋線の飯能発着となり、休日の池袋発着だった秩父鉄道直通列車(下り快速急行、上りは急行)も飯能での乗換となりました。普通列車の本数は、大方一時間に2本、池袋駅毎時20分と50分発の急行が西武秩父行き普通に接続しています。国道299号線と離れることなく進むルートで、沿線には観光スポットも多く、当初は首都圏へのセメント輸送がメインであったものの、今はローカルと観光の路線に。最急勾配25%、最小曲線半径300メートルという緩やかな山岳路線で、ゆっくり進むという印象。開通当時は私鉄最大だった正丸~芦ヶ久保間にある全長4811メートルの正丸トンネルは、奥武蔵の険しい山並みを抜ける上で不可欠なトンネルで、15%の急勾配の箇所や途中の信号場での列車交換は、鉄道ファンならずとも迫力がある。また、貨物列車を考慮して作られた関係で、各駅のホームが長く、10両編成の列車同士の交換も問題ない。現在、特急ラビューとライオンズカラーのクロスシートの観光車両4000系の列車が主体で、4量編成はワンマン運転の列車が多い。また、一日数本、秩父鉄道の長瀞、三峰口まで直通運転されています。
- 施設の満足度
-
4.5
クチコミ投稿日:2020/05/06
いいね!:1票