今では市民公園です
- 3.5
- 旅行時期:2020/03(約6年前)
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by norisaさん(非公開)
三島 クチコミ:3件
楽寿園は約75,474㎡の市民公園ですが、今から約1万2千年前に富士山が噴火した時流れ出た、溶岩流の末端にあたると考えられています。
今は市民公園ですが、昔は小松宮彰仁親王の別邸として建築されたそうです。
東京で借り組したものを輸送して三島で組み立てたそうで、明治20年代後半に完成したそうです。
この公園には簡易な遊園地や動物園(といってもカピバラさんなど数種だけですが)などがありますのでお子さんには喜ばれることでしょう。
この庭園の庭にはいくつもの大きな池があるのですが、実は水位は全く一定していません。
それは自然の湧水を利用しているからで、程近くに有名な柿田川湧水があることでもおわかりのように、この付近は富士山の伏流水が湧き出るところ。
従って水がほとんどない現状の時期もあれば満々と水をたたえた時期もあるということで、宮様のお屋敷もその自然にさからわず設計されています。
ですから良い時期には水面に浮かぶお屋敷が望めるというわけです。
本命の楽寿亭ですが、普段は入室できるそうですが、やはりコロナウイルス騒ぎで立ち入り禁止です。
内部は襖や床の間などいたるところに絵画があしらわれていましたが、絵を手掛けたのは当時の日本画壇を代表する作者によるものです。
この楽寿園の駐車場は公園から200mほど離れたところにありますので注意が必要です!
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/03/27
いいね!:21票
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