東大寺

二月堂の4つの「おもしろい」を見つけよ～

• 4.0
• 旅行時期：2020/03（約6年前）

by きなこさん（女性）

奈良市 クチコミ：15件

訪れるだけでも有り難い心落ち着く場所ですが、折角なので「おもしろい」を見つけてみましょう

★一つ目は石段の模様
流水・亀甲・唐草・網代（=桧垣）・青海波と後レアな「ますかけ」があります。「ますかけ」は四角の対角に線がある模様らしくてこれは見つけられずに再チャレンジです。
見つけるとご利益があるそうですよ

★二つ目は手水舎が三つ
一つは南側の階段の下で二つ目はその階段を登った茶店の前、三つ目は仏堂の反対側にある階段の降り口です。これは簡単ですよね

★三つ目は手水舎の蛙股(重たい屋根を支える為の部材でしたが平安時代後期以降装飾に)
これらの蛙股の彫物は東大寺初代別当（住職）である良弁の生い立ちをあらわしていています。面白い逸話を他の人のブログで見つけたので紹介しますね
「初代別当の良弁は赤子のころ、鷲にさらわれ大杉に吊るされた。それにきがついた義淵上人が連れて帰り育てる。
30年後、良弁は母親と涙の再会を果たす。
この様子が手水の蛙股にあらわされている」
面白い逸話がありますよね

★四つ目はその手水舎の天井にある方位盤

どうでしょうか？見つけたら一層楽しいですよね

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  北側にある手水舎

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  石段の模様

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  蛙股

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  手水舎の天井

クチコミ投稿日:2020/03/12

• 施設の満足度: 4.0