国宝 五重小塔と十一面観音が美しい「海龍王寺」
- 4.5
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
奈良市 クチコミ:80件
法華寺の北東に位置する「海龍王寺」は、法華寺と同様に光明皇后ゆかりのお寺です。
光明皇后が自ら刻まれた像をもとに 鎌倉時代に慶派の仏師により造立されたといわれるご本尊の「十一面観音菩薩立像」(重文)は、金泥の渋い耀きに截金の装飾も美しく慈悲深いお姿で、通常は秘仏ですが、秋季の特別開帳中で、数年振りにゆっくり拝観させていただきました。
「佐保路の三観音」(法華寺、海龍王寺、不退寺)を巡り、それぞれ魅力あるお姿を拝観できる春と秋の特別公開は仏像好きにとっては嬉しい期間です。
また、西金堂(重文)に安置されている高さ4メートル程の「五重小塔」(国宝)も奈良時代の貴重な寺宝です。
奈良時代は遣唐使の渡海安全を祈ったといわれる海龍王寺は、いまでも海外旅行や留学などの安全祈願の寺として信仰を集めています。
- 施設の満足度
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4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2020/02/04
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