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二四六万六千余柱の神霊(みたま)を祀る神社

  • 5.0
  • 旅行時期:2019/12(約6年前)
毛利慎太朗さん

by 毛利慎太朗さん(男性)

市ヶ谷 クチコミ:2件

令和元年12月30日(月)10時50分まえ、第一鳥居と第二鳥居間の駐車場に車を停める。
大村益次郎像を見終え、まず目を止めたのが、13メートルの大燈籠、15メートルの第二鳥居、門扉が6メートルもある神門。
この三つの建造物がどーんとそびえる姿は荘厳であり、御英霊に見守られているような安心感もある。
次に、中門鳥居へ向かうと「ここから先撮影制限あり」とある。
拝殿前の警備員さんにうかがうと「中門鳥居より外で撮影してください」とのこと。
さて、これより拝殿にて参拝致す。
東郷神社同様に
「大日本帝国を救ってくださいましてありがとうございます、これからも我が国をお見守りください。」
と感謝の気持ちが禁じえず。
内部を見渡せば、平成10年の上皇后陛下の御歌(皇后の和歌)が掲げられてた。
「ことなべて 御身(おんみ)ひとつに 負ひ給ひ(おいたまい) うらら陽(び)のなか 何思(おぼ)すらむ」
最初この歌を拝見致したときは戦没者のことを歌っているんだろうなあと思っていたが、どうやら我が国の事や、遠い異国の事まで想われている上皇陛下についての御歌であった。
前宮司の不敬発言以降、皇室、靖國神社双方にしこりが残っているのかなあと思いきや、こうして今日(こんにち)も御歌が掲げられていることに対して、「勅使を遣わす今となっても、やはり天皇陛下がお祀りされるお社なんだなあ」と感じた。
拝殿の次に御朱印を頂きに、参集殿へ向かい、御朱印帳を預ける。
と、ここで母が「番号札預かってるから、中門鳥居前の絵馬展見てくれば」と言ってきたので、お言葉に甘えて拝見させていただいた。
どんな絵馬があるのかというと、来年が子年なので、基本鼠が図案に採用されているが、志波彦神社・鹽竈神社なら鹽竈桜、二見興玉神社(三重県)なら夫婦石、報徳二宮神社(小田原)なら二宮尊徳先生といった地域性特色もかいまみえた。
異郷の地で斃れし御英霊に故郷を懐かしんでいただこうと始めた取り組みであろうが、我々もこうしておこぼれに預り、全国を旅行した気分になれて有難いなあ。
戻って御朱印帳を受けとる。
「御創立百五十年」のお印がありがたいし、字もスタッと整っていた。
最後に参拝の感想。
今こうして何不自由ない生活ができるのも、幕末志士が天皇陛下を中心とした国造りのために、日清、日露、大東亜戦争などで御英霊が東洋平和のために粉骨砕身したことを忘れてはならない。
もっとも「粉骨砕身」などという生易しい言葉で片づけてはならないけれど。
私にとっては隣国がどう騒ごうが、御英霊を想う気持ちに変わりはなし。
今回も急ぎ足であっため、大燈籠のレリーフ(日清・日露戦争の著名な場面が描かれている)も詳しく拝見できなかったし、宝物館である遊就館も休館日で拝見できなかったのが残念だったので、再び参拝致したいと思う。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
5.0
九段下駅すぐ
景観:
5.0
厳かな気持ちになる。鳥居や大燈籠、御社殿は荘厳なり。
人混みの少なさ:
5.0
正月まえなのでそこまで混んでいない。
バリアフリー:
5.0
神門にスロープあり、平地なので参拝しやすい。
見ごたえ:
5.0
燈籠、鳥居、神門の大きさに息をのむ。

クチコミ投稿日:2020/01/10

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