必見！高千穂夜神楽の雰囲気を味わえるし、観客を楽しませる仕込みも。

5.0
旅行時期：2019/12（約6年前）

by ころたさん（男性）

高千穂・五ヶ瀬クチコミ：7件

訪れたのは12月第3金曜日。翌日は神事としての夜神楽が開催されるとあって、観光向けの高千穂神楽は人気が無いかと思いきや、十分な入りだった。前の方で見たければ、この時期の平日なら7：45に神楽殿に入れば大丈夫。
席は100畳程の大広間。この日の入りは30～40人で、足を延ばして座って見られる。ＭＣの方から足を崩してくださいと言われ一安心。混んでいるとそうはいかないだろうから、１時間の正座・胡坐はきついかも。座布団を持参する事をお勧めする。

演目は代表的な神楽が４本。最初の３本は続けて演じられる。まずＭＣ役の和楽器奏者が前説を行い、サービスで刈干切唄を聞かせてくれた（この辺は演者によって変わるかも）。演者はプロではないし、日によって交代するので当たり外れはあるだろう。特に最後の「御神体の舞」では演者のサービス精神次第で盛り上がるか、平坦に終わるか･･･
終演後は御幣の販売があり、買ってくれた人は神庭（舞台）に上がって演者と写真撮影できる。本物の神庭は女人禁制なのだが、ここではＯＫ。チャンスだ。

観光客向けではあるが、夜神楽の雰囲気は十分に伝わるし、むしろ楽しませてくれる。必見だ。