大台ヶ原(日出ヶ岳)

自然･景勝地

立ち枯れた木々の独特な景観と雄大な自然

4.5
旅行時期：2019/11（約5年前）

by amstrobryさん（非公開）

大台ヶ原・上北山クチコミ：1件

奈良県と三重県にまたがる１６９５メートルの日本百名山。日出ヶ岳とも呼ばれる。
近鉄吉野線大和上市駅からバス便を利用。駅から登山口まで約２時間。
日出ヶ岳のある東大台と西大台があり様々なコースが組めるが、西大台は環境省による立ち入り制限有。
まず、山頂に向かう。はじめはよく整備されたほぼ平坦な樹林帯。このまま散策気分で山頂かと思いきや、山頂手前から傾斜がある道に。山頂への分岐道に至ると最後は階段の急登。駐車場からは約２キロで山頂に至る。
山頂には展望台があり３６０度の眺望。海が意外と近くに感じた。
山頂の次は正木が原、牛石ケ原を経て大蛇ぐらへ。途中の正木峠は伊勢湾台風とシカの食害で立ち枯れた木々が独特の景観を形成。緩やかなアップダウンはあるものの総じて歩きやすい道。
大蛇ぐら付近は岩場の険しい登山道。断崖絶壁の景勝地で山深い風景を堪能。鎖が張られ安全は確保されているが、高所で足がすくんだ。
大蛇ぐらからはシオカラ谷を経由し駐車場に戻る。こちらは谷を挟んで急坂でくさり場もあり、ほぼ樹林帯の中。ここを通らずに尾鷲辻から中間ルートを通る登山者も多い。
整備された歩きやすい登山道で風景も楽しめることから平日ながら登山者は沢山。１往復の登山バスも３０人程度の乗客で座席がほぼ埋まるくらいの盛況。近鉄の企画乗車券で大台ヶ原探勝日帰りきっぷを利用。京都往復で約１０００円安く利用できた。