7年振りの『糸杉』は照明が素晴らしい「ゴッホ展」
- 4.5
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
上野・御徒町 クチコミ:160件
「上野の森美術館」で開催中の「ゴッホ展」に、10月中旬 平日の午後に行きました。
始まって間もないこともあり、チケット売場もスムーズで、展示室もそれほど混雑なく、好きな作品をゆっくり観られました。
ポスターにもなっている『糸杉』は東京都美術館開催の展覧会で観て以来7年振りでしたが、LEDの照明技術が効果的で 生乾きの絵具の上にぐんぐん重ねて描くゴッホ独特のうねるような筆遣いがより素晴らしく見えました。
「ハーグ派」と「印象派」ふたつの出会いによって導かれたゴッホの10年間がテーマの展示は、マウフェ、セザンヌ、モネなどゴッホ以外の作品も見応えがありました。
また、音声ガイドは、ゴッホの書簡に対する弟テオの台詞がユニークで、ゴーギャンがアルルへ行くことになった裏話などのエピソードもテオらしい語り口で情報満載です。
上野の森美術館は 大きな展覧会を開催するには天井が低く展示室を繋ぐ動線にも問題があると思われますが、休館日が12月31日と1月1日だけというのは有り難いことです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2019/10/30
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