図書館の前に沈丁咲くころは恋も試験も苦しかりにき 共感
- 3.5
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by ワンダラーさん(男性)
三田・田町・芝浦 クチコミ:59件
慶應義塾三田キャンパスの赤レンガの旧図書館八角塔の東脇の小高い部分(通称・文学の丘)に小山内薫の胸像とともに三つの文学碑がひっそりと建っている。図書館改修工事で仮囲いされていたが、入れるようになった。
いずれも三田に縁が深い、佐藤春夫の詩碑、吉野秀雄の歌碑、久保田万太郎の句碑である。
3つの碑の中で、吉野秀雄の歌碑が年代的に最も古い。1972年に秀雄の7回忌に卒業同期の友人たちの寄付で建てられたという。
高さ140センチの根府川産の自然石の碑面には、秀雄が学生時代に詠んだという
「図書館の前に沈丁咲くころは恋も試験も苦しかりにき」が刻まれ、
だれしも共感するであろう青春時代を思い起こす、図書館脇に相応しい碑と感じる。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/09/27
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