全長750mのトンネル内の3カ所の見晴所と最後のパノラマステーションから清津峡の大渓谷を鑑賞することが出来ます。
- 4.0
- 旅行時期:2019/08(約6年前)
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by peanuts-snoopyさん(非公開)
十日町・津南 クチコミ:3件
黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」を訪れました。
越後湯沢駅から森宮野原行きのバスに乗り、30分弱で着いた清津峡入り口で下りて徒歩で20分ほどで清津峡の目玉である清津峡渓谷トンネルの入り口に着きます。
今回は清津峡渓谷トンネルの入り口そばにある清津館という温泉旅館に宿泊するのでバス停からの送迎を頼んであり、大雨が降っていましたが濡れずに行くことが出来ました。
清津峡は、雄大な景観を形成している柱状節理により太古の地球の造形美が広がる峡谷で、特に全長750mの清津峡渓谷トンネル内の3カ所の見晴所と最後のパノラマステーションから眺めることが出来ます。
第一見晴所からは、柱状節理を横から眺めることが出来ます。
第二見晴所からは、反射性の外壁で全体が覆われている外の景色を眺められるトイレなどのユニークな施設もありました。
第三見晴所では、オレンジ色の光が複数の天窓から空間に浮かびあがっていました。
最後のパノラマステーションでは、沢水を張った水面とトンネルの開口部の風景を楽しめました。
エントランスにはカフェ併設のユニークな建物があり、2階ではトンネル内に湧き出た温泉の足湯が誰でも体験できます。
足湯の天井には、鏡で覆われている丸い窓があり、通路や清津峡の景色が映し出されていました。
総工費20億円で、国が40%、地元が60%負担で建設されたそうです。
峡谷(きょうこく)とは、渓谷(けいこく)の幅と比較して更に深い谷のことで、谷の断面は、Ⅴ字形をなす両岸が険しい崖になっていて谷底平野が見られない。
柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、火山性の玄武岩や安山岩に五角形ないし六角形の柱状の割れ目が生じ、蜂の巣に似た形を示した岩石の柱が集合したものです。
マグマが冷えて固まる際に、収縮して生じ、これらが地表に流出した熔岩流の近くで、しばしば観察されます。
北海道の層雲峡、福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞などが有名です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/08/23
いいね!:2票
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