西国32番札所・徒歩45分の山道の参道・御本尊を間近に参拝
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- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:10件
西国三十三所巡り2泊3日一人旅の最終日は午前中に32番札所観音正寺を参拝しました。観音正寺は今から約1400年前、聖徳太子によって標高433メートルの繖山(きぬがさやま)に開創されたお寺です。当日は麓のバス停の観音寺口から山道をただ一人登りました。結神社という立派な神社の境内左側に参道の入り口があります。大変きつい山道です。4番施福寺の山道の参道は途中に山門がありましたがこの道は丁石があるのみです。歩くこと45分ようやくお寺に到着しました。最後の5分程は駐車場からの参拝客が合流しますが麓から登ったのは私一人でした。山門はなく二体の雄々しい仁王像がお寺の入り口を守っています。緑豊かな境内は明るく開放的で眼下に望む安土の町、田園、安土山などの眺めが見事です。明治期に彦根城の欅御殿を貰い受け移築した本堂は平成5年(1993年)に御本尊とともに焼失、平成16年(2004年)に木造入母屋造の新しい本堂が落慶しました。本堂にあがり新たな御本尊千手千眼観世音菩薩坐像に参拝します。ご住職がお勤めしておりその背後から間近に有難く総白檀の丈六像に手を合わせることができました。本堂右手には広く高い石積みがあり観音像などが安置されており見応えがあります。境内の釈迦如来坐像は濡仏と呼ばれます。江戸時代に安置された像は太平洋戦争の際に供出されてしまい1983年に再建されたものです。6月18日の参拝でしたが境内のアジサイが満開でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/06/30
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