西国31番札所・琵琶湖に向かって整列する伽藍・神仏習合と自然崇拝
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- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:10件
西国三十三所巡り2泊3日一人旅の二日目は午前中に12番岩間寺、13番石山寺を参拝、午後に31番長命寺を参拝しました。近江八幡駅から近江鉄道バスで長命寺まで25分程、琵琶湖畔のバス停から長命寺へは808段の石段の参道を上ります。結構きつい上りで本堂まで20分程かかりました。山腹の境内からは琵琶湖の見事な眺めを見下ろせます。湖に向かってほぼ一列に本堂、三仏堂、護法権現社が建ち並び本堂右手の一段高いところに三重塔があります。本堂の御本尊の十一面観音は秘仏です。本堂の左に三仏堂があり渡り廊下で護法権現社の拝殿に繋がっています。二つの建物とも丹塗りの朱が印象的です。三仏堂には釈迦、阿弥陀、薬師の三仏が安置されています。左手の高みに鐘楼があります。鐘楼の更に左に太郎坊権現社があります。長命寺の総鎮守です。拝殿前からの琵琶湖の眺望は高く上った分本堂前より展望がひらけ一層見事です。拝殿から急な石段を上り本殿に向かうと本殿前に巨岩があります。太郎坊ゆかりの「飛来石」で信仰の対象になっています。自然崇拝のパワーを感じます。6月17日に参拝しましたが境内の所々にあるアジサイが満開でした。自然崇拝と神仏習合が印象的なお寺でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/06/30
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