長野県指定史跡「池之平御座岩遺跡」
- 3.5
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
-
-
by はまちゃんさん(男性)
白樺湖・蓼科・車山 クチコミ:8件
二度目の訪問で前回は車で一周したので、今回は歩いて一周してみました。ぐるっと回ると、池の平ファミリーランドや池の平ホテル付近は賑わっていましたが、湖の周辺は廃業したお店が多くありリゾート地としての雰囲気が台無しになっているところもありました。
さらに、ブラブラと湖の周りを散策していると、湖の西側、白樺湖観光センターの近くに、長野県指定史跡「池之平御座岩遺跡」と記された表示板を見つけました。表示板によると、ここは、旧石器時代末期の遺跡だそうで、昭和28年に人造湖である白樺湖が減水した時に先土器時代の石器や縄文時代の石器・土器・土偶・耳飾り、弥生時代の土器・土師器・須恵器・幣玉などの遺物が発見されたとか。また、奈良時代にはこのあたりを「役行者越え」と呼び、修験道の祖、 役行者が蓼科山に上る際、この岩の上で護摩を焚いたとか、そして戦国時代には武田信玄が川中島侵攻の際に休息した場所という記述もありました。
単なる景色の良いリゾート地だと思っていた白樺湖付近が、長い歴史の中で大切な舞台となった場所だったということが判りました。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/06/16
いいね!:4票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する