建武の時代に想いを馳せる
- 4.0
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by TOSHIさん(男性)
鎌倉 クチコミ:20件
バス停で一つ手前の荏柄天神社から徒歩で行きました。上が朱く塗られた鳥居が遠くからでも目印になります。
御祭神である護良(もりなが・もりよし)親王は、後醍醐天皇の皇子で、父とともに鎌倉幕府を倒し建武の中興(新政)を実現したものの、その後、足利尊氏との対立により足利方に捕えられて東光寺に幽閉され、建武2年(1335年)の混乱の中で家来によって殺められた人物です。明治になってから、武家から天皇中心の社会へ復帰させることを目的とした建武の中興(新政)に尽力した親王の功を賛えるとして、明治2年(1869年)に護良親王を祀る神社の造営を明治天皇が命じて鎌倉宮の社号が下賜され、東光寺跡の現在地に社殿が造営されたそうです。
その後明治6年4月に明治天皇自身が鎌倉宮へ行幸し、同年6月9日に鎌倉宮は官幣中社に列格したのだということです。というわけで、今日がちょうどその記念日であったため、列格記念祭限定御朱印もいただけたというわけです。
鎌倉駅からさほど遠くないのに、観光地的な喧騒から離れた静かな森に囲まれた空間は、人混みに疲れた眼と心には、ちょうどよい癒やしとなりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/06/13
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