７年間素通りし続けた謎の茶店が、実は・・・

4.5
旅行時期：2019/05（約7年前）

平戸・生月島クチコミ：1件

全く知らない人は、お店を見た時点で「謎だ・・・」と思い、素通りしてしまうでしょうね。そう言う私も７年間オオバエ灯台に行く途中に通り過ぎるも怖すぎて入店する勇気がありませんでした。いつも通り、素通りしようとした時にお店の看板に「お陰様で５周年」と書かれており、「７年間も通り過ぎているのに５周年とは・・・」

人間不安に思うと異常なほどの負の想像力を膨らませるものです。しかし、朝から食事をしていない私たちにとっては空腹の限界であり、あごだしラーメンを取るか謎の喫茶店で爆死するか選択しなければならなかったので爆死覚悟を選択しました。一度通り過ぎたお店を再度通過する時に看板をよく見ると「お陰様で１５周年」と書いてありました。十の位の「１」が薄くなっていただけでした。そこでもう一度家族会議。

学生時代に喫茶店でアルバイトをしていた私の経験値から１５年継続する事は、何かないと無理です。せいぜい頑張っても「謎」で終わるのであれば３～４年が限界です。そう言う事から入店を決意。

口コミをご覧の皆様に結論をお伝えします。

「必ずお寄りください」

オオバエ灯台から望む展望の後に旅の疲れを癒すには、最高の場所です。
どんなに小洒落た喫茶店があったとしてもゆっくりした雰囲気が無ければ、喫茶店ではありません。美味しいパンとコーヒーを飲みながら店に流れる曲を聴いているだけで疲れがとれますよ。昭和生まれには、居心地の良い喫茶店でした。若い方には合わないかもしれませんが、喫茶店と言うものは元来このようなお店の事を言うのだと私は思いますよ。